矯正治療

矯正治療といえば金属製のワイヤーとブラケットのものが主流でした。
この治療方法では見た目もよくないですし、大人が治療を受ける場合には、歯を抜かなければならないケースも多いです。
近年ではこのような問題を解決するために、見た目にもよい矯正器具などが次々と出ています。目立たない歯科矯正を行うなら、舌側矯正、クイック矯正、マウスピース矯正や透明なブラケットを用いたクリアブラケット矯正があります。

クリアブラケット

メタルブラケットでは金属の部品を使用しますが、そのブラケットを透明なものを使った矯正方法です。歯の表面に透明のブラケットを装着してワイヤーで固定します。透明なブラケットなのであまり目立ちません。

床矯正

大人の矯正を行う場合には歯が邪魔していると抜歯しますが、それを防ぎ子供の頃から顎を広げて発達させていくのが床矯正です。未発達の顎を正しい位置にして大きく広げて、歯がきれいに並べるようにするので抜歯する必要性が無くなります。また子供の頃から早く治療を始めるので治療費用が安く抑えられます。

最近は年齢関係なく、大人でも矯正治療を受ける方が増えてきました。手っ取り早く歯を削ってかぶせて歯並びを整えるより、歯を削らず健康的に並べることのできる矯正治療を選ぶ人が増えていることは喜ばしいことです。矯正治療を受ける目的としては、やはり見た目のコンプレックスを解決したい、という理由が多数で、多くの場合は見るからに歯並びが悪かったり、顔立ちにコンプレックスを抱えている場合のようです。ところが、「歯並び」が見た目に問題なさそうでも「噛み合せ」が悪い場合があります。そのような場合には自分でも問題自体に気がついてないことが多く、さまざまな体の不調を起こしていることが少なくありません。

噛み合せが悪いことによって起こりうると言われている体の不調の例としては次のようなものが挙げられます。

• 歯周病
• 顎関節症（あごの関節が痛い、口が開きづらい、口を開けると雑音がする、あご全体に鈍痛がある、など）
• 頭痛
• 肩こり
• 首の痛み
• 腰痛
• 耳鳴り
• 目の疲れ
• 手足のしびれ
• 肥満、メタボリックシンドローム

それでは歯列矯正治療が必要な状態かどうか、セルフチェックをしてみましょう。 次にあげる項目に当てはまるものがある場合、噛み合せに何かしら問題がある可能性があります。とくに複数当てはまる場合にはぜひ一度ご相談ください。

• 噛み合せると下の前歯が上の前歯にほぼ隠れて見えない
• 上の歯の中心と下の歯の中心がずれている
• 倒れていたり、歯並びから外れている歯がある
• 重なってデコボコの歯並びになっているところがある
• 麺類などが前歯で噛み切れない
• 口を閉めると下あごの真ん中（オトガイ）に梅干しのシワができる
• 顔が左右非対称である
• 噛み合せが逆（下の前歯が上の前歯よりも前に出ている）
• 口呼吸をしている
• 噛み合せると上と下の前歯の先端がぶつかる
• 上の前歯が出っ張っている
• 下あごが後ろに引っ込んでいる
• 口が大きく開かない（指２本分以下）
• 口を開けるとあごの関節から雑音がする
• 下あご全体によく鈍痛がある
• 歯ぎしり、食いしばりが酷い

歯並び、噛み合せが悪いと、このような不調な要因となり、生活の質を落とすばかりでなく、長い目で見ると健康を損なうことにもつながります。全身の健康のためにも歯列矯正はオススメです。ゆめの森歯科ふじさわでは、矯正専門医が常駐しております。いつでもお気軽にご相談ください。

価格は全て税込です。